クマドリカエルアンコウ(白)
2011/08/17
伊豆のダイビングで見られる生物
撮影地 伊豆海洋公園
水深 18メートル
撮影日 2007年 10月16日
撮影ポイント 1の根周辺
クマドリカエルアンコウは他のイロカエルアンコウ、オオモンカエルアンコウなどと同様に季節来遊魚です。以前の名前はクマドリイザリウオです。民報テレビで取り上げたときに名前を記載されダイビングとは関係のない方達にこれは差別用語だといわれ急遽、カエルアンコウという名前に変更になりました。英名でフログフィシュなのでここからカエル、アンコウ科なのでそのままつなげカエルアンコウになりました。慣れるまでは大変でしたが、今では普通に使われるようになりました。このクマドリカエルアンコウは大体,毎年伊豆の海で見ることが出来ます。色のバージョンは白×赤、黄色×赤、黒バージョンなどとなっています。そのなかでも白×赤バージョンは昔から人気が高くカメラ派ダイバーの人気者です。特に小指の爪くらいしかない個体は非常にかわいらしい目をしており、昔一眼カメラが全盛期だった頃はファインダーから目を話せないくらいかわいらしかったです。
じっと観察していると結構頻繁にあくびをします。アングルをいろいろ変えてシャッターを押すと面白いカットが撮れます。色が白いので他のカエルアンコウたちに比べ見つけやすい魚です。似た魚にイロカエルアンコウ、ウルマカエルアンコウがいます。違いはクマドリカエルアンコウは背鰭第2棘は基底から先端に向けて太くなっているのに対してイロカエルアンコウは基底から先端に向け細くなっています。
南の島では体験ダイビングやスノーケリング、ダイビングスクールでも見れるといいですね。