ヒメゴンベ
2011/08/17
撮影地 伊豆海洋公園 水深:12m
撮影ポイント:伊豆海洋公園 1の根
撮影日:2004年10月5日
伊豆のダイビングで見られる生物!
伊豆海洋公園のダイビングでこの魚とよく似ているのがミナミゴンベですが、ヒメゴンベは結構臆病者で気が小さく人に見つかるとすぐに逃げてしまいます。見分け方はミナミゴンベの尾びれには点模様はありませんがヒメゴンベにはあるところです。比較的見つけやすい場所は伊豆海洋公園1の根にあるザラカイメンの奥の方や海藻の陰などです。人や大きなお魚達がいなくなると周りをキョロキョロ見渡し、表に出てきます。個体数もミナミゴンベよりは圧倒的に少ない魚です。でもサラサゴンベよりは多いです。1975年益田様他により日本初記録として報告されました。身体の地色は白色で体色に互いに独立する瞳孔大から眼径よりもかなり大きな大小の角ばった橙色から赤色あるいは淡から濃褐色の斑紋が石垣状に配列し、各斑紋の間隔は狭いです。頬には互いに独立する赤褐色から褐色あるいは濃褐色の瞳孔より大きく眼径よりは小さい斑紋が横列斑をなし、眼下部には中央の不明瞭なものも含めて3列あります。伊豆海洋公園でダイビング中にこの写真を撮るときは、ちょっと待っていれば出てきますのでそれからにしたいものです。バックが黒系よりホワイト系のほうが際立って撮影することが出来ます。なかなか伊豆のダイビングポイントにはそのようなところがありませんが、もし運よくカイメンの上に乗ったときなどは絶好のシャッターチャンスでしょうね。