クマノミと卵

ルビーナダイバーズ

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伊豆海洋公園 ダイビングスクール

ルビーナダイバーズ

〒413-0231
静岡県伊東市富戸829-1

TEL:0557-51-7777
FAX:0557-51-1327

伊豆海洋公園ルビーナダイバーズでは伊豆のダイビングを中心におすすめなダイビングツアーや伊豆の格安ダイビングライセンス、伊豆での体験ダイビング、伊豆海洋公園でのナイトロックス等スクールを行っています。当店では伊豆海洋情報の更新、伊豆のダイビング情報、ポイント情報を毎日発信しています。オープンウォーターダイバーコースのダイビングスクールやダイビングライセンスは比較的規制がなく自由なCMASスターズをメインに行っています。2001年度にはPADIから継続教育優秀賞も頂いております。このため各種スペシャリティーコースも充実しております。お店は夫婦経営ゆえ小規模で営業しています。メンバーの方や講習の方が宿泊できるように建物の2階は素泊まりできるようになっています。富戸の海までは徒歩3分の位置にありますので、早朝起きて散歩に気軽に行くこともできます。リクエストがあるときや宿泊の方が4人以上いる時、お店の前に置いてあるオリジナル炭焼きバーベキューを使って、富戸の定置網で水揚げされた食材をメインにバーベキューで楽しんだりもしています。獲れたて新鮮お魚はバーベキューでもおいしいですよ。また当店のスタッフはNPO法人アンダーウォータースキルアップアカデミーにも所属していて普段から官民合同訓練を定期的に行っています。水難事故発生時の救助支援や被災地復興支援、ダイビング技術向上のためのセミナー及び訓練の開催、水辺の環境保全を行っています。オーナーの小林は、毎年、習志野国際プールで行われる全日本フリッパー選手権にも参加しており普段からトレーニングに励んでいます。最近新型コロナウィルス対策として当店ではお客様が口に食われるレンタル器材のアルコール消毒も行っております。

伊豆のお魚達

クマノミと卵

2011/08/11

撮影地  伊豆海洋公園  水深:14m
撮影ポイント 伊豆海洋公園 1の根
伊豆のダイビング、海洋公園で見られる生物!
千葉県以南の温帯の岩礁域から亜熱帯のサンゴ礁域にまで広く分布します。日本でもっとも普通に見られるクマノミ類です。伊豆のダイビングや海洋公園でもよく見られます。あまりに普通に見られるため意外に気がついていない人が多いがクマノミは色彩変異が非常に大きい。一般的なクマノミの体色は背が黒く、顔から腹にかけてオレンジ色で頭、胴体、尾柄に白色の横帯があるタイプですが身体の色は同じでも腹ビレと尻ビレが黄色かったり黒かったりといくつかのパターンがあります。さらに小笠原のタイプは身体にまったくオレンジ色がなく、腹ビレ尻ビレとも黒いし、沖縄でもイボハタゴイソギンチャクと共生するタイプは黒色、ジュズタマイソギンチャクと共生するものは全体が茶色っぽいなど、非常にややっこしいです。沖縄産のオスは尾びれの上下派端が黄色いが、それ以外の地域では尾びれ全体が黄色いです。ちなみにメスは尾びれ全体が乳白色をしています。どうやらクマノミの体色には分布域、共生するイソギンチャク、成長過程などいくつかの要素が複雑に組み合わさっているようです。クマノミの性格は他のクマノミ類に比べるとかなり気が強くダイバーにも積極的に威嚇、攻撃してきます。イソギンチャクへの依存度も多少低いようで、イソギンチャクからかなりはなれて泳いでいるときもあります。共生するイソギンチャクも数種類に及び、富戸や伊豆海洋公園ではサンゴイソギンチャクと共生していることが多いです。伊豆のダイビングで海洋公園の浅い水深で見られるものは体験ダイビングやスノーケルでも見ることが出来ます。
そして伊豆のダイビングや海洋公園で見られるクマノミは季節来遊魚でなくなってすでに何年も経ちます。もちろんスクールでも見ることが出来ます。
大きくなってペアを組むと海洋公園でも年に5回くらいのペースで卵を産んでくれます。
伊豆のダイビングで海洋公園で見られる生みたては写真のように綺麗な色をしていますが、日が経つと黒ずみはじめて1つ1つの卵に目が見え始め卵の中で動く姿が見られるようになります。
とてもかわいいものですよ。
でもダイバーがしつこく写真を撮ったりすると、育児放棄をするばかりではなく、卵をとられると思うのが自分達で食べてしまうので、写真もほどほどにしてもらいたいものです。
ハッチアウトした後は親のいるイソギンチャクには一緒にいられない(いさせてくれない)のでどこかに行ってしまいます。
ハッチアウトは運がよければ日中でも見ることが出来ます。
いつの日か卵から出てくるクマノミの写真を撮ってみたいものです。
伊豆のダイビングで海洋公園にいるクマノミは一度ペアを組んだらよほどのことが無い限り翌年も卵を産み続けますが、大体8年間生み続けると疲労の為か♀はダウンしてしまいます。