バルスイバラモエビ
2011/08/17
撮影地 伊豆海洋公園
水深：39ｍ
撮影ポイント：伊豆海洋公園 ブリマチの根
伊豆のダイビングで見られる生物！
このエビは冬場から春先に見られることが多く、一度見ると病みつきになるくらい華麗かつ絶妙な色をしています。宿主は非常に毒性の強いイソギンチャクの根元に隠れていることが多くクリーニングをしているところもあまり見たことがありません。こういったエビはイソギンチャクが砂に潜ってしまうと岩の隙間や影に隠れて絶対に出てきません。ただ誰もが見れるわけではなくある程度エアー持ちがよく窒素宵にかかりづらく、中性浮力が完璧に出来る人でないと連れて行くことが出来ません。浅いときでも伊豆海洋公園の水深39メートルくらいですのであまり写真に夢中になると減圧表示が沢山出てしまい後でとんでもない目に合う事になるので深入りは禁物です。又撮影中にこのイソギンチャクに触らないようにしないととんでもないことになります。くらげに刺されたような痛痒みが暫く続きます。ベテランダイバーにとってこのエビは特別な存在感があるようで、出現するとこのエビだけのためにダイビングする人もいるくらいです。何故か綺麗な生物は水深が深いところにいることが多く困ったものです。もっと深いところに行くとオキノスジエビというやつがとてつもない群れを作って移動している光景を見ることも出来ます。このエビは普段水深200メートルよりも深いところに生息していますが潮の関係か産卵の為か50から60メートルの水深に暫くいることも多いエビです。その光景は圧巻で一度見てしまうと病みつきになるくらいです。