アカシマシラヒゲエビ
2011/08/17
撮影地 伊豆海洋公園
水深:32m
撮影ポイント:伊豆海洋公園 1,5番の根
伊豆のダイビングで見られる生物!
このアカシマシラヒゲエビはお魚の寄生虫を食べて生活しています。そのなかでも手先が器用で大変重宝がられているエビです。伊豆海洋公園のダイビングではウツボに絶大な人気があります。普段は岩の隙間に隠れていて魚が近寄ってくるとクリーニングする為に出て行きます。以前南の島でこのエビを見ているとクリーニング前に踊っていました。踊り方もエビの種類によって違うようでオトヒメエビなんかはクリーニングする前にバルタン星人のようにばさみを縦に動かします。これからクリーニングをしますねという合図なんでしょうね。さてアカシマシラヒゲエビに戻りますが、このエビを撮影するときにはクリーニングしているところを撮ったほうが絵になります。またクリーニングしているときの方が接近できます。いくらクリーニングシュリンプといえども敵は多く、クリーニングする気のない魚はスキあらば食べてしまいます。ウツボと一緒にいるときは安全ですが一人でいるときはどうなんでしょうかね。このエビは南の海から流れてやってきます。伊豆のダイビングで見かけるときは大体単体で見つかることが多く、餌に不自由しない為か3月くらいまで毎年確認出来ています。でもその年の夏まで確認することは出来ません。寿命で死んでしまうのか脱皮したときに寒くて死んでしまうのか定かではありませんが、次の年まで生きていればもしかしたら相棒と遭遇できるかも知れないのに。