ベニカエルアンコウ2
2011/08/17
伊豆のダイビングで見られる生物 ベニカエルアンコウ
撮影地:伊豆海洋公園
水深:11メートル
ポイント:1の根
このカエルアンコウは第2背鰭が棒のように見えるので簡単に判別できます。伊豆では年間を通して見られる生物です。また、写真を撮る方のアイドル的存在です。水中写真を始めるにあたってもっとも入門に適した被写体です。カメラを近付けても殆んど動きませんのでピントもあわせやすいです。いろいろ構図を変えたり、露出を変えたりじっくり落ち着いて撮影できます。何事も基本がすべて。基本を無視して最初から動きの早いものを被写体にしてしまうと、撮影データーも構わず、結果的に進歩は遅くなります。うまくなりたかったら、遠回りでも良いから基本を一つ一つ押さえていくことが良いと思います。この場合ただ撮るのではなくどのように撮ってやると魅せる作品になるのか。そのためにはどのようなアプローチが必要なのかを考えて撮るといいと思います。こいつらは普段岩の隙間で胸鰭を突っ張りじっとしています。正面から撮ったり、マクロレンズを使って顔の表情を狙ってみたり、ワイドレンズで環境ごと写しこんだり、撮り方はいろいろ千差万別。観察しているとよくあくびをしたり、エスカを振ってたりいろいろなことが見えてきますのでそれらを狙うのも一つの方法かと思います。また意外に泳ぐのが式だったりもしますのでそこを狙うのもいいかと思います。