ジョーフィツシュ(小)
2011/08/11
撮影場所:伊豆海洋公園
撮影ポイント:伊豆海洋公園 砂地
水深: 20メートル
撮影日:2010年9月10日
伊豆海洋公園には3種類のジョーフィシュが確認出来ています。これはその中で一番小さい個体のものです。
2009年になって非常に珍しいジョーフィシュが水深60メートル付近で見つかっています。そいつは非常に色鮮やかで、聞くところによるとまだ生態写真がなかったそうです。最後にもう一種類は水深45メートル付近にいるやつで、初島のダイビングポイントで見られるものと一緒のものでした。初島のダイビングでは当初ジョーフィシュは非常に多く、水深7メートルくらいから確認出来ていましたが、ダイバーが増えるにつれ、フィンキックで穴がふさがれ現在では一部の水域でしか見られなくなってしまいました。以前は口内保育中の個体も数多く見られていたのに本当残念で仕方がありません。ここに映っているジョーフィシュは女性の小指くらいの太さしかなく伊豆海洋公園のダイビングポイントである砂地及び黄金崎のダイビングポイントである黄金崎ビーチの砂地で見ることが出来ます。ジョーフィシュ系はいつ見ても飽きない魚です。カエル顔で非常に愛嬌がありダイバーを喜ばせてくれます。自分の家は自らが構築し、身を守っています。穴の出入り口周辺は崩れてこないように貝殻などで補強しています。潮が動く時間になると時折孔から身を乗り出して流れてくるプランクトンを盛んに捕食する姿を見ることが出来ます。