カンパチ
2011/08/11
撮影地 伊豆海洋公園 水深:10m
撮影ポイント:伊豆海洋公園 ゴロタ
伊豆のダイビングで見られる生物!
硬骨魚綱スズキ目アジ科に属する海水魚。ブリ、ヒラマサと同じくブリ属である。東北地方以南、台湾、中国大陸沿岸、およびハワイにも分布する。
関西以西ではアカバナともいう。体はブリに似ているが、体高が高く、著しく側扁(そくへん)している。臀(しり)びれの前方に遊離した2本の棘(とげ)がある。体色は背部が紫青色で、腹部が淡灰色。吻端(ふんたん)は淡桃色を帯び、頭部の前方から後方にかけて八の字形の暗色模様がある。体側の中央に淡黄色の1縦走帯がある。
東シナ海では産卵期が6?8月ごろ。卵は浮遊性で、ばらばらに産み出される。全長1センチメートルぐらいまでの仔魚(しぎょ)は沖合いの表層に浮遊して生活しているが、その後は流れ藻につくようになり、体は黄赤褐色を呈する。
全長2センチメートルを超える稚魚期のなかばごろから体側に幅の広い赤褐色横帯が現れる。稚魚は流れ藻とともに暖流にのって移動し、沿岸に来遊する。
全長十数センチメートルに達すると流れ藻を離れ、以後は沿岸で成長する。
肉は美味で、刺身、照焼きなどにする。近縁種にヒレナガカンパチSeriola rivolianaが知られている。
伊豆海洋公園のダイビングでは秋口になるとイワシやアジを集団で狩りをする光景が見られるようになります。
ブリと違って狩りの仕方は見事で確実に効率よく獲物を追い込んでいきます。
運がよければ伊豆海洋公園のダイビングポイントであるおくりだしの入り江水深5m程で見ることも出来ます。
ダイビングスクール中にも見ることが出来ます。
更に体験ダイビングやスノーケリングでも観察できればもっと沢山の人たちに見てもらうことができるのですが、それはダイビングライセンス(Cカード)を取得してからの楽しみという事になるでしょうね。取得後はかなり多くの生物達をみれるようになります。