キンセンイシモチ
2011/08/18
撮影地 伊豆海洋公園
水深:15m
撮影ポイント:伊豆海洋公園 漁礁
伊豆のダイビングで見られる生物!
撮影ポイント:1の根
撮影日:2002年5月10日
鮮やかな金色の縦線が美しいテンジクダイ科の魚です。この魚は砂と小石がいりまじった転石地帯でとりわけよく見られます。小さな群れをつくり伊豆海洋公園のダイビングポイントや富戸のダイビングポイントで昼間は、じっとしていることが多いです。夜になると行動が活発化し、夜釣りの外道としてかかることもあります。近似種のアカホシキンセンイシモチは、分布域が南に片寄っていて私はまだ見たことがありません。他のテンジクダイ同様、産卵期には口内保育するオスを観察できます。キンセンイシモチは産卵シーズンに口内保育のときオスとメスがばらばらになることはなく一緒に仲良く卵を守っている光景を観察できます。富戸では水深が浅く砂地が白いのでバックを青く抜いてペアの写真を撮ると良いかと思われます。また時々口内の卵を口の中で動かしたりしているときに誤って口からはみ出してしまい、かみさんから怒られるシーンなんかはビデオで撮ると面白いかもしれませんね。時が経つと口内の卵も成長してきて卵に目が見えるようになります。このころマクロレンズで口内のアップを撮ってもおもしろいと思います。IOPでは富戸より少し深い水深にいるのでじっくりと写真を撮れませんがというよりネンブツダイが浅い水深に多く入る為あまり気にしていません。