アオブダイ
2011/08/18
撮影地 伊豆海洋公園
水深:12m
伊豆のダイビングで見られる生物!
この魚はIOPでは有名で昔伊豆のナポレオンとも言われていました。(初心者が良く間違えます)
図体がでかいくせにとても気が弱くダイバーがちょっとでも近づくと脱糞しながら一目散に逃げていってしまいます。冬になるとホンソメワケべラにクリーニングされている事やクエ穴でじっとしている事が多いので、ゆっくり近づけばいいショットが狙えるかもしれません。
口先がオウムの口に似ていてこれで岩に生えている海藻を岩ごと がりがりっとかじります。
ダイバーが多いとよってきませんが少なければ個体数は多い方ですのでダイビングスクール中にも見れることでしょう。むやみにこの魚に近づこうとすると、脱糞しながら一目散に逃げてしまいます。気をつけないと頭の毛の中に糞が入り込んでしまうかもしれませんよ。
更に体験ダイビングやスノーケリングでも観察できればもっと沢山の人たちに見てもらうことができるのですが、それはダイビングライセンス(Cカード)を取得してからの楽しみという事になるでしょうね。3月4月ぐらいの春先になると伊豆のダイビングポイントは非常に水温が下がってきます。このためこのアオブダイでさえ調子が悪くなるみたいで、よく岩の隙間で横たわってクリーニングしている姿を見かけるようになります。
いつも感心しますが伊豆海洋公園の海は春 夏 秋 冬 飽きのこないポイントです。
IOPのお魚たち 春・ウミウシの季節に始まり夏から秋の生物 冬の生物 深場の生物 甲殻類たち 美しい巻貝の仲間 会えたらウレシイ 生物などなどあげればきりがないです。