キシマハナダイ
2011/08/17
伊豆のダイビングで見られる生物 キシマハナダイ
撮影地:伊豆海洋公園
水深:60メートル
撮影ポイント:ブリマチの根周辺
撮影日:2005年2月11日
伊豆海洋公園のダイビングポイントでは1970年ごろ水深50メートルくらいのところで最初見つけられたようです。当時はカゴカキダイに似たハナダイがいるということで話題になったようです。この写真を撮ったのは2005年くらいで水深も深かったですが、最近では35ー45メートルくらいの水域で見られるようになりました。今でも水深60メートルくらいに行けばオスの群れを見ることが出来ることもあります。ハナダイはハマルと減圧症になる可能性が高くなる生物ですが、その色合いは一度見たら病みつきになるくらいのインパクトを持っています。さらに伊豆海洋公園のダイビングポイントであるブリマチの深い水深に行くとアズマハナダイというものもいます。初めてブリマチの水深80メートルに行ったときに見かけましたが、すぐ岩陰に隠れてしまったので写真を撮ることは出来ませんでした。伊豆海洋公園のダイビングポイントにいるハナダイ達は何故か深く行くほどに綺麗な種類が多く、非常に困ったものです。1本のタンクで粘ると減圧が出すぎてしまって消すのが大変です。過去には、伊豆海洋公園のブリマチ水深58メートルで粘りすぎ気が付くと減圧時間だけで120分ありトータル潜水が160分ということもありましたが、いまだに減圧症にのならずに元気で潜れています。減圧症になる人は見ていると共通のものがあります。浮上速度が速いということです。それからエアーがあまり長く持たない人に多いですね。浅い水深ではゆっくり上がってきてるのですが深い水深から上がってくるときのスピードが結構早い人がかかっています。話がそれてしまいましたが、伊豆海洋公園のダイビングで見られるキシマハナダイはハナダイの王様といってもおかしくないくらいの風情を感じる魚です。当然のことながらこの魚を体験ダイビングやスノーケル、ダイビングスクールで見ることは出来ないと思われます。