伊豆海洋公園の海
2011/08/10
伊豆海洋公園(IOP)はリアス式海岸で外洋に面している世界でも珍しいビーチポイントです。水中景観はボートダイビングポイントの形相をしています。実際伊豆海洋公園 2の根、ブリマチの根、サンカクの根は富戸ダイビングのボートポイントにもなっています。それ故エントリーして直ぐ突き当たる1の根周辺でもハンマーヘッドやウミガメ、ホンマグロなどが観察されています。
砂地に降りると水深18メートルはありますので、100パーセント以上楽しむにはアドバンスダイバー以上あるいは経験本数50本以上の方が良いと思います。浅い水深にも大きなアオブダイやコブダイ、ブリ、カンパチそしてキビナゴやマアジ、タカベ、イサキの群れも見れますので初心者でも十分楽しめます。こういったところもIOPの魅力ではないでしょうか。園内の休憩スペースはヤシの木に囲まれ、南国チックでそこにいるだけで日頃の日常生活を忘れ、癒してくれる雰囲気を持っています。ゲストの方がリラックスして休めるように園内には50以上のウッドデッキテーブルが置かれています。大きなパラソルがついてあるものもありますので日差しが強いときなどは重宝いたします。地面はインターロッキング使用ですので、夏にそのまま寝転んで日焼けをすることも出来ます。温水シャワーは屋内、屋外、プールサイドと数多く揃えてあります。タンクも世界一あるのではないかと思われるくらい揃えてあります。エアーの早い人や遠征する人向けに14リットルタンクも数多く揃えてあります。2011年7月から一時やめていたナイトロックスタンクも常時置くようにするそうです。エントリー口も自然の景観を残しながら広い範囲にコンクリートを流しエントリー、エキジット時に身体をもたれかかっても大丈夫なワイヤーロープを岩に固定してあります。タンクのセッティングエリアはテニスが出来るくらい広いスペースがとられています。3段に分かれていてタンクを背負うときに非常に重宝いたします。ダイビング後には1回に40人くらい同時に入れる大きなジャグジーバスが設置して有ります。もちろんスーツ姿で入ることが出来ます。芝生のエリアからは大島、利島、式根島がよく見え、空気が澄んでいるときは三宅島、館山まで見れるときもあります。沖合いを見ていると時折イルカの群れが跳ねている所も見ることが出来ます。過去にはニタリが跳ねていることもありました。雨が降っているときや寒いときに使えるようにスーツのまま利用することが出来る冷暖房つきのラウンジも1階と2階にあります。2階ラウンジからは海を一望できます。またダイビングプールも真下に見ることが出来ます。ダイビングプールは20メートル×50メートルもある大きなものです。このプールは海水をポンプでくみ上げているので夏期多くの人が集まっても毎日綺麗に使えるように海水を入れ替えています。