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伊豆の海|伊豆海洋公園ダイビング¥10,000 伊豆のダイビングライセンス・スクール

伊豆海洋公園の海

伊豆海洋公園(IOP)はリアス式海岸で外洋に面している世界でも珍しいビーチポイントです。水中景観はボートダイビングポイントの形相をしています。実際伊豆海洋公園 2の根、ブリマチの根、サンカクの根は富戸ダイビングのボートポイントにもなっています。それ故エントリーして直ぐ突き当たる1の根周辺でもハンマーヘッドやウミガメ、ホンマグロなどが観察されています。

砂地に降りると水深18メートルはありますので、100パーセント以上楽しむにはアドバンスダイバー以上あるいは経験本数50本以上の方が良いと思います。浅い水深にも大きなアオブダイやコブダイ、ブリ、カンパチそしてキビナゴやマアジ、タカベ、イサキの群れも見れますので初心者でも十分楽しめます。こういったところもIOPの魅力ではないでしょうか。園内の休憩スペースはヤシの木に囲まれ、南国チックでそこにいるだけで日頃の日常生活を忘れ、癒してくれる雰囲気を持っています。ゲストの方がリラックスして休めるように園内には50以上のウッドデッキテーブルが置かれています。大きなパラソルがついてあるものもありますので日差しが強いときなどは重宝いたします。地面はインターロッキング使用ですので、夏にそのまま寝転んで日焼けをすることも出来ます。温水シャワーは屋内、屋外、プールサイドと数多く揃えてあります。タンクも世界一あるのではないかと思われるくらい揃えてあります。エアーの早い人や遠征する人向けに14リットルタンクも数多く揃えてあります。2011年7月から一時やめていたナイトロックスタンクも常時置くようにするそうです。エントリー口も自然の景観を残しながら広い範囲にコンクリートを流しエントリー、エキジット時に身体をもたれかかっても大丈夫なワイヤーロープを岩に固定してあります。タンクのセッティングエリアはテニスが出来るくらい広いスペースがとられています。3段に分かれていてタンクを背負うときに非常に重宝いたします。ダイビング後には1回に40人くらい同時に入れる大きなジャグジーバスが設置して有ります。もちろんスーツ姿で入ることが出来ます。芝生のエリアからは大島、利島、式根島がよく見え、空気が澄んでいるときは三宅島、館山まで見れるときもあります。沖合いを見ていると時折イルカの群れが跳ねている所も見ることが出来ます。過去にはニタリが跳ねていることもありました。雨が降っているときや寒いときに使えるようにスーツのまま利用することが出来る冷暖房つきのラウンジも1階と2階にあります。2階ラウンジからは海を一望できます。またダイビングプールも真下に見ることが出来ます。ダイビングプールは20メートル×50メートルもある大きなものです。このプールは海水をポンプでくみ上げているので夏期多くの人が集まっても毎日綺麗に使えるように海水を入れ替えています。

ダイビングポイント

オクリダシの入り江

オクリダシの入り江
エントリーして右の岩沿いに進むと入り江に入れます。ここは水深が浅く主に安全停止に使われますが、エリアが狭い割に数多くの生物が目撃されるポイントでもあります。また体験ダイビングなどにも使われています。

砂地

砂地
エントリーして30メートル程行くと砂地が出てきます。砂地手前は大きなゴロタ域で急に落ち込んでいます。初心者の方は耳抜きが遅れがちですので注意が必要です。砂地をロープ沿いにまっすぐ行くと水中ポストがあり、その奥に石を積んだ漁礁があります。漁礁から先は沖だしの流れが頻繁に発生するので注意が必要です。やや東側に下りていくと奥漁礁がありソフトコーラルが生えています。ここにはイバラダツやオオウミウマなど見られることがあります。水深は33mほどあります。砂地手前のゴロタ周辺ではよくネコザメが寝ています。ゴロタの際にはカスザメが見れたりもします。漁礁周辺では季節によりメイタガレイ、ヒラメ、サカタザメなどを見ることが出来ます。

1の根

1の根
エントリーして西方向に進むと1の根があります。一番浅いところで6mぐらい、深いところで31mぐらいあります。根というだけあってひとつの大きな岩の塊です。 この岩にはソフトコーラルやヤギ類、ムチカラマツ、カイメンなどが生息していてそれを宿主とする生物が数多く現れます。砂地と1の根は伊豆海洋公園の一般的なポイントです。

1,5番の根

1,5番の根
1の根と2の根の間にあるのが1,5番の根です。この根はゴロタで先端は水深35メートルくらいです。先端の砂地先は急に落ち込みすり鉢状になっていて漁礁先と繋がったところまで降りていきます。その後は水深50-55メートルでだらだらと続きます。1,5番の根上部水深15メートル付近には大きな岩が転々とあります。

2の根

2の根
1,5番の更に西側にあるのが2の根です。ここは1の根を巨大化したような岩壁が沖合いまで続いていてソフトコーラルが大変綺麗なところです。富戸のボートポイントにもなっている2の根は魚影が濃く、地形がダイナミックで全てのダイバーを魅了します。垂直に立つ壁の落差は20メートル以上あります。

3の根、4の根

3の根、4の根
このポイントは浅いところでも水深35メートルと深く一部の人たちでしか行くことが出来ません。 ボトムは80メートルあります。

5の根

5の根
このポイントは2の根よりも西側に位置し、富戸のボートポイントにもなっています。流れが速いときが多いため上級者ポイントとなっています。

サンカクの根

サンカクの根
5の根の更に西側にあります。ここも富戸のボートポイントになっています。ここは表と裏のポイントがあり、表側は水深20メートルからほぼ垂直に水面付近まで延びる根が3本立っている事からそう呼ばれています。裏は32メートルの古ぼけたアンカー跡周辺及び更に深いところになります。ここは表裏共に激流があることで知られています。

ブリマチの根

ブリマチの根
砂地のかけ上がりを東側に進むとブリマチの根にあたります。昔ブリが多く見れていたことからこの名前がつきました。数多くの群れが見られることで有名です。ポイントとしては上級ポイントです。

メガネ岩

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ブリマチから東に進むとメガネ岩にあたりますこの岩は下から見上げるとメガネの形をしていることから名前がつきました。ここからまっすぐ下に降りたあたりは超上級ポイントとなります。流れが非常に速く、また水深も深いため一部の限られたダイバーの領域となっています。

平根

平根
メガネ岩から更に東側にあります。このポイント周辺は富戸からの潮とIOPからの潮がぶつかっているところが見れるくらい非常に激流があるポイントとして知られています。